スローライフな生き方を田舎で始めるなら費用はどのくらい必要?

田舎で憧れのスローライフ的な生き方を目指す!必要なお金はどれくらい?

田舎でスローライフ的生き方をしたい場合には、自給自足で食費がかからないとしても、月の生活費はおおよそ25万円ほどかかるとみておきましょう。その他、初期費用などもかかりますので注意が必要です。

自給自足スローライフにかかるお金はどのぐらい?

コーヒーを飲む女性

都会を出て、地方に移住して暮らすスローライフが注目を集めています。

コロナ禍によってリモートワークが普及したことの影響もあり、満員電車で通勤する必要がなくなったことや、都会の喧騒を避けて静かに過ごしたい、自給自足の生活をしたい、空気のよいところで暮らしたいなど様々な理由で、地方移住を決める人も増えてきました。

また、地方の自治体がお試しで移住できる住居や就労サポートなどを積極的に行っているケースも多く、都会からのUターンやIターンを推し進めています。

気に入った場所が見つかり、田舎へ移住を決断して自給自足で暮らすことにした場合、費用はどのくらいかかるのでしょうか。スローライフの方法や、お金について把握しておきましょう。

自給自足をする方法

自給自足とは、本来は生活する上で必要な衣食住のすべてを、自分たちの手のみで賄うことを指す言葉です。

この定義で考えると、電気や水道などのインフラがない状態で暮らすことになります。しかし、この21世紀の日本において、サバイバルともいえる暮らし方を選ぶことは非現実的です。

現代ならではの自給自足スタイルとは、自分と家族で作物を作ったり、釣りや畜産などを行ったりしてできる限り自分で食べる物を賄う生活をすることや、太陽光発電を利用する生活、家具や道具、衣類など身の回りのものを自作する生活などを指しています。

身の回りの生活をすべて自給自足で行うことは不可能であるため、半自給自足と呼ばれることも少なくありません。

現代の日本では、自分たちでできる範囲で、自然に寄り添いながら自給自足をすることを目指している、というスローライフのスタイルがほとんどです。

田舎の生活費は?

自給自足をするといっても、生活をするにあたっては田舎で暮らしていても都会と同じように生活費がかかります。暮らす上での日用品や税金などは、どこもほとんど同じです。

都会は店舗が近くにあり、しかも多いので、比較して安く購入する節約術も可能ですが、田舎は店自体が少なく選択肢がない、遠方に行かなければ入手できないこともあります。

加えて農業で食費を抑えようと考えている場合でも、畑を借りるための費用、苗や肥料といった初期費用が必要です。ビニールハウスやマルチなどの農業資材、田畑の賃料、農機具の購入費やレンタル料、維持費なども発生します。山林で山菜などを採る場合には、所有者の許可を得なければなりません。

実際の生活費とは?

2020年の総務省「家計調査」によると、平均的な生活費は夫婦2人世帯で30.6万円程度であり、そのうち食費が7.9万円程度です。自給自足をするとしても食費はゼロにはならないことから、田舎でも生活費に25万円以上はかかると見ておいてください。

移住する場合には、初期費用も別に考えなければなりません。家や土地の価格は安いですが、購入するとなるとそれなりの費用がかかるからです。

さらに地方は、交通機関が発達していない、もしくは衰退してしまったために、車を1人1台所有するのが当たり前というところも少なくありません。車を購入する費用と維持費用も計算に入れる必要があります。

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田舎の風景

スローライフのために、自給自足を目指そうと移住した場合も、都会での生活と同じように生活費がかかりますし、都会よりもコストがかかるものもあります。さらに作物を作る際にも、苗や種子の購入、資材や農機具といった初期費用が発生するので注意しなければなりません。
最近では各自治体において、田舎暮らしを一定期間体験できる移住体験システムや、移住のためのツアーなども盛んに行われています。家賃の補助や、家賃がほとんどかからない住宅の提供、その地域で従事するための就労サポートをしてくれる自治体も増えてきました。
自給自足生活に憧れて勢いで移住したものの、後になってこんなはずではなかったと後悔しないように、費用面や生活面において入念な下調べをしておくことが非常に大切です。
費用面などで心配がありましたら、今住んでいる場所で暮らしながら、できる部分だけ自給自足するスローライフな生き方から始めてみることをおすすめします。

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