無水調理鍋の使い方の基本

一般的な無水調理鍋の基本的な使い方

無水調理鍋を使うには、予熱を入れることから始めましょう。予熱は中火弱で1分以内とし、鍋に水を雫程度垂らして水玉となって転がれば適温となっていることがわかります。これ以上火をかけてしまうと、鍋を傷めてしまうことになるので注意してください。
中火弱とするのは、熱伝導率が良いため強火で調理すると一気に鍋の温度が上がってしまうからです。予熱は素材が鍋にくっつかないように行うものであり、使い始めには確実に行うようにしましょう。

無水調理鍋に使われている素材は熱伝導に優れているので、弱火でも十分に鍋全体に熱が伝わります。基本的に強火を使うことはなく、沸騰するまでは中火にし、沸騰してからは弱火で使うのが基本です。最大の特徴は火を消した後も余熱で調理ができる点です。光熱費の節約にもつながり、時短にも活躍してくれます。

調理が終わったら料理をそのまま鍋に入れておかずに、別の容器に保存するようにしてください。鍋に入れたままにしておくと、鍋が劣化する可能性があります。鍋はしばらくすると手で触れることができる温度まで落ちてくるので、中性洗剤を使って洗い、よくすすぎをし、乾燥させてください。熱いうちであればほとんどの汚れは落ちる点も無水調理鍋の使い勝手の良さです。

無水調理のコツ

無水調理のコツは火加減と材料の入れ方です。鍋が沸騰するまでは中火弱でよく、その後は弱火調理を行います。強火を使うことはないのが、一般的な鍋と使い方が大きく違っている点です。
無水調理を成功させるには火加減次第といわれています。「中火弱で沸騰しているのを見極めてすぐに弱火にする」ことが大事であるため、沸騰しているのを見過ごしてしまう、中火にしていたつもりが強火になっている場合は上手く素材から水分が出ないため、注意してください。

また、無水調理でたくさんの種類の材料を入れるときは、水分の多い材料が下になるように入れることで、無水調理の失敗を防ぎます。水分の少ない材料ばかりのときは、焦げ付き防止のために鍋底の大きさに合わせたクッキングシートを敷いた上で、材料を入れるようにしてください。芋をふかしたいときなどはこの方法を使うと、鍋の焦げ付きを防ぐことができます。

無水調理のメリット

無水調理には多くのメリットがあり、健康面でも時間面でも私たちの生活によりよい影響を与えてくれます。

• ・栄養素を逃がさない
• ・ヘルシーな調理法
• ・省エネにつながる

これらのメリットが代表的なものです。野菜をたっぷりのお湯でゆがいてしまうと、水溶性の成分であるビタミンCやBは流れ出てしまいます。水を使わない無水調理であれば、これらの成分を逃すことはなく、同時に野菜は色鮮やかな仕上がりです。また、肉を調理する際も余分な油は必要なく、肉の持つ脂を使って調理ができるため、ヘルシーなメニューができあがります。

また、熱伝導率がよいので短い時間で調理ができ、予熱を使って熱を入れることができます。ガス代や電気代が節約できることから省エネにもつながる、エコ調理法なのです。

無水調理鍋はどこで購入できる？

無水調理鍋は百貨店やホームセンターなどで販売されていますが、いくつかの商品を見比べて購入したいという場合は通販を利用するのが便利です。比較する際は、デザイン性や鍋の大きさ、鍋の重さ、お値段、お手入れのしやすさなどを判断基準にすることをおすすめします。

liloダッチオーブンは「無水調理鍋＝重い」という概念を覆し、一般的な無水調理鍋の半分以下の重さを実現しております。重たいから使うのが億劫になることもありません。また、ステンレス製のたわし（銀たわし）で洗ってもお鍋の表面に傷が付かないという優れものです。見た目もシンプルで飽きの来ないデザインなので、一生ものの無水調理鍋だといえるでしょう。